癒詩家が発見。「2008年ヒットに隠されたキーワード」



(敬称略でお届けします。また、失礼な表現もあるかと思いますがご了承ください。著作権は伊本翔一朗に帰属します。)


“”内に注目してください。



“金融不安”や“景気減速”が叫ばれた2008年、そのあおりを受け、年末にかけて“雇用不安”という言葉が日増しに取り上げられるようになった。そんな迷走を続ける経済と同様に、“加藤智大”による秋葉原連続殺傷事件や“小泉毅”による元厚生次官宅連続殺傷事件など凶悪な事件が例年以上に相次いだ。事件といえば、ロス疑惑の“三浦和義”も自殺というショッキングな最期を迎えた。このほか、“偽装判決文”の問題も注目を集めた。“イージス艦「あたご」”の衝突事故も忘れてはならない。
今年は大麻汚染も学生などにも広がり大きな問題になったが、“加勢大周”も逮捕され、出演していたドラマ“キッパリ!!”も打ち切りとなった。同様にテノール歌手の“ジョン・健・ヌッツォ”も逮捕された。芸能界においては“小室哲哉”も5億円詐欺容疑で起訴されたのも大きな話題になった。また、恐喝未遂で起訴された“羽賀研二”に無罪判決が言い渡されたことも注目を集めた。
国会関連に目を向けると、夏にかけて“原油高”も大きな問題になり、“ガソリン国会”という言葉も世間を賑わせた。また、今年施行された“後期高齢者医療制度”は大きな混乱も呼び、“後期高齢者”という言葉は新語・流行語のトップテンにも選出された。同様にトップテンに選出された“ゲリラ豪雨”という言葉も忘れてはならない。
このような悲しいできごとも多かったが、スポーツ界では、水泳の“北島康介”が世界記録を樹立し、オリンピック2大会連続2冠という快挙を成し遂げた。また、テニス界では“錦織圭”は日本人男子選手として16年ぶりにATP(男子プロテニス協会)ツアーを制覇し、台頭してきた。さらに、“クルム伊達公子”は38歳にして現役復帰し、全日本テニス選手権にて優勝するという偉業を成し遂げた。フィギュアスケート界では“小塚崇彦”がグランプリシリーズで優勝するなど話題となった。プロ野球界では“金本知憲”が2000本安打を達成したわけであるが、今年は一時代を築いた選手の引退も相次いだ。野球界では“KKコンビ”として話題にもなった“桑田真澄”と“清原和博”がともに引退にいたった。さらに“Qちゃん”が愛称の高橋尚子も引退した。さらには、競泳の800M・1500Mの世界記録保持者の“グラント・ハケット”も引退となった。
今年は“餃子”も一つのキーワードになった。冷凍餃子に端を発した多量に毒物が混入した食品は中国製を中心に大問題になった。また、宇都宮駅の“餃子像”も移設作業中の事故により2つに破損したのも今年だからかもしれない。食の問題に関しては、“こんにゃくゼリー”の吸引事故も問題となり、マンナンライフの“蒟蒻畑”は販売を一時休止するまでに至った。
“くいだおれ”の閉店により、“くいだおれ太郎”の処遇も話題となった。書籍では「“血液型・自分の説明書”」シリーズが4冊トータルで今年いちばんのベストセラーになった。約80年前に書かれた「“蟹工船”」も注目を集め、異例のセールスに至り、新語・流行語のトップテンにも選出された。
また、映画の興行収入では「“崖の上のポニョ”」が1位になった。テレビのバラエティ番組の平均視聴率は1位が「“行列のできる法律相談所”」、2位が「“クイズ!ヘキサゴンU”」となり、島田紳助(本名“長谷川公彦”)が司会を務める番組を独占した。“倖田來未”は自身の発言により近親を余儀なくされた。“間寛平”がアースマラソンに向かったのも今年だからかもしれない。

このように昨年に引き続き、イニシャルがカ行の人物・事象が今年も話題になった。しかし、2008年を改めて振り返ってみると、おもしろいことにも気づいたために、さらに掘り下げて調べてみた。
今年、目が行ったのはどれも苗字もしくは名前のイニシャルがア行ばかり・・・。


今年は世界各国で大統領や首相の交代が相次ぎ、日本でも“麻生太郎”が内閣総理大臣に就任し、新内閣がスタートした。それに関連して前首相の福田康夫が辞任の際に発した「“あなたとは違うんです”」という言葉は新語・流行語のトップテンにも選ばれた。
また、韓国では“李明博(イ・ミョンバク)”が、ロシアでは“ドミトリー・アナトリエヴィチ・メドヴェージェフ”が、パキスタンでは“アースィフ・アリー・ザルダーリー”が大統領に、台湾では“馬英九(マー・インチウ)が総統に、タイでは“アピシット・ウェーチャチーワ”が首相に、それぞれ就任した。さらにはアメリカ大統領の選挙戦は大きな話題にもなったが、“バラク・オバマ”が次期大統領に選出された。選挙戦といえば、“大阪府知事選”も注目を集め、橋下徹が新知事に就任した。
今年も食の安全という言葉も取りざたされ、丸明の“吉田明一”による食肉の等級の偽装や“魚秀”などによる“一色フーズ”という架空会社を経由したウナギの産地偽装も大きな問題になった。また、“汚染米”という言葉も世間をにぎわせ、その不正転売ルートとして“浅井”も問題になったことを忘れてはならない。汚染といえば、メラミンが混入した“汚染粉ミルク”も大きな問題になった。また、“居酒屋タクシー”という言葉も話題になり、新語・流行語のトップテンにも選ばれた。
このほか、“下村脩”がノーベル化学学賞を受賞するなど、今年はノーベル賞にもたくさんの日本人受賞者が現われた。また、“星出彰彦”もスペースシャトルに搭乗し、ディスカバリーのロボットアームを操作した始めての日本人宇宙飛行士となった。

スポーツ界では、今年はオリンピックも盛り上がり、日本選手も柔道では“内柴正人”、“谷本歩実”、“上野雅恵”が金メダルを獲得したが、この3名よりもあらゆる面において注目を集めたのが“石井慧”ではなかったかと思う。このほか、体操の“内村航平”、フェンシングの“太田雄貴”もメダルを獲得し、話題になった。女子ソフトボールも念願の金メダルを獲得したわけであるが、その中で最も注目を集めたのが“上野由岐子”ではなかったかと思う。(この上野由岐子が二日間で投げ抜いた“上野の413球”という言葉は新語・流行語大賞の審査員特別賞にも選ばれた。また、日本男子トラック種目で初めてメダルを獲得した4×100mリレーのアンカーを務めた“朝原宣治”は、その後の引退レースでも話題となり、多くの感動を呼んだ。
オリンピックでは“ウサイン・ボルト”が短距離のメダルを独占し、全ての世界記録を打ち立て、国際陸上競技連盟のMVPにも選出された。女子のMVPには同じくオリンピックで世界記録にて優勝した棒高跳びの“エレーナ・イシンバエワ”が選ばれた。
野球界では、“岩隈久志”が23年ぶりの21勝を挙げてパリーグのMVPに選ばれた。セリーグでは“アレックス・ラミレス”は読売ジャイアンツの優勝に貢献し、セリーグMVPに選出された。今年のセリーグは、13ゲーム差を逆転された阪神タイガーズは「歴史的V逸」と評され、球団は留意したものの“岡田彰布”が責任を取って監督を辞任し、“真弓明信”が監督に就任した。また、“王貞治”も14年努めた福岡ソフトバンクホークスの監督を退いた。記録という点では“内川聖一”は右打者の最高打率を、“イチロー”は史上二人目の日米通算3000本安打を達成したのも今年だからかもしれない。日本初の女子プロ野球選手の誕生として話題になった“吉田えり”も忘れてはならない。
サッカー界では、“クリスティアーノ・ロナウド(本名:クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ)”はサッカーにおける主要タイトルをほぼ独占し、所属チームも世界一に導いた。JリーグでもMVPに選出されたのは“マルキーニョス(本名:マルコス・ゴメス・デ・アラウージョ)”である。新人王は“小川佳純”が獲得した。また、“西野朗”が監督を務めるガンバ大阪はAFCチャンピオンズリーグで優勝し、アジアナンバーワンのクラブチームなった。その大会のMVPに選出されたのは“遠藤保仁”である。FIFA U-17女子ワールドカップにおいてMVPにあたるゴールデンボールを獲得した“岩渕真奈”は日本選手としてはじめてのワールドカップでのMVPの受賞として注目を集めた。
ゴルフでは“石川遼”は史上最年少で獲得賞金1億円を突破し、最優秀新人賞にも選出された。バドミントンでは“オグシオ”として話題になった “小椋久美子”と潮田玲子は全日本総合バドミントン選手権大会において5連覇しながらも、コンビ解消を発表し、大きな話題となった。
ウィンタースポーツに目を向けると、フリースタイルモーグルの“上村愛子”はシーズンの総合優勝を果たした。フィギュアスケートでは“織田信成”と“浅田真央”が全日本選手権で優勝したのも今年だからかもしれない。
相撲界では、今年も不祥事が相次ぎ、元“若ノ鵬(本名:ガグロエフ・ソスラン・アレクサンドルヴィッチ)”は大麻の不法所持により、日本相撲協会より解雇されたが、八百長裁判での虚偽証言など様々な問題を起こした。ほかにも起こった多数の問題により、“北の湖敏満(本名:小畑敏満)”は理事長から理事に降格し、“武蔵川理事長(本名:石山五郎)”が誕生した。
F1では“スーパーアグリF1チーム”がシーズン途中で脱退し、日本自動車工業会会長も兼任する“青木哲”が会長を務めるホンダが来期の不参戦を表明するなど、不景気のあおりをここでも垣間見る結果になった。また、2008年度JRA賞・年度代表馬には“ウォッカ”が選出された。

そんな2008年のヒット商品番付(日経MJ)に目を-向けると、横綱に該当する商品が選出されなかった中で、“Wii Fit”が小結に、“アウトレットモール”が大関にランクインしたほか、大河ドラマでありながら連続ドラマの平均視聴率も1位となった“篤姫”は関脇にランクインした。その中で主演を演じた“宮アあおい”や“瑛太”の名前は今年名づけられた2008年名前ランキング(たまひよ)においても上位にランクインした。
芸能界においては、お笑いでは、今年はじめて開催されたキングオブコントにおいて、“木村明浩”のいるバッファロー吾郎が初代チャンピオンになった。M-1グランプリでは“石田明”と“井上裕介”のNON STYLEが優勝した。このほか、“エド・はるみ”は「グ〜!」が新語・流行語の大賞にも選出されるなど、多方面で活躍した。“世界のナベアツ(本名:渡辺鐘)”、“芋洗坂係長”、“狩野英孝”などはバラエティ番組などで目にする機会が多かった。また、“はるな愛”の「“言うよね〜!”」やDAIGOの「“うぃっしゅ”」なども話題になった。このほか、ベストドレッサー賞には“井上雄彦”、“市原隼人”、“上戸彩”とア行の人物が多数受賞した。“椿姫彩菜”はテレビでの露出も増えた。“泰葉(本名:海老名泰葉)”は様々な場面で注目を集めた。
音楽の方に目を向けると、オリコンのチャートではシングルは、“嵐”の「truth/風の向こうへ」と「One Love」が1位と2位を独占した。アルバムは、日本レコード大賞も受賞した“EXILE”の「“EXILE LOVE”」が1位、“安室奈見恵”の「BEST FICTION」が2位になった。今年は“アンサーソング”というものも注目を集め、中でも“青山テルマ feat. Soul Ja”の「そばにいるね」は着うたのダウンロード数も1位となり、紅白歌合戦の初出場が決まった。紅白歌合戦には、このほか“秋元順子”、“いきものがかり”、“大橋のぞみ(藤岡藤巻と大橋のぞみ)”、“井上裕治”のいるGIRL NEXT DOOR、“西脇綾香”・“大本綾乃”がいるperfume、“ISEKI”のいるキマグレン、“エンヤ”が初出場となったのも今年だからかもしれない。また、“おバカブーム”も巻き起こり、“アラジン”の6人は羞恥心 with Paboとして初出場する。同様に初出場する黒人初の演歌歌手ジェロはデビュー曲「“海雪”」がヒットし、日本レコード大賞の最優秀新人賞にも選ばれた。紅白歌合戦のトップを飾る“浜崎あゆみ”は左耳の難聴により、ほとんど聞こえなくなっていることを告白したが、それにも負けず歌手活動を続けている。昨年勃発した“おふくろさん騒動”も解決した。そして、CD業界などは“アラフォー”世代に的を絞った商品がヒットしたが、この“アラフォー”という言葉は新語・流行語の大賞にも選ばれた。
このほか、“岡野昭仁”などポルノグラフィティはメンバーがともに結婚に至ったが、このほかにも“井上康生”、“東原亜希”、“小田茜”、“相田翔子”、“おちまさと”、“インリン・オブ・ジョイトイ”、“井端弘和”、“河野明子”などが結婚した。さらには“沢尻エリカ”も来月の結婚が決まった。この反面、“AKKO”、“大沢樹生”、広末涼子と結婚していた“岡野高宏”、“辺見えみり”などが離婚に至った。そして、“市川崑”、“江藤慎一”(元プロ野球選手)、“小川国夫”(作家)、“川田亜子”(フリーアナウンサー)、“ウガンダ・トラ”、“イブ・サンローラン”、“赤塚不二夫”、“サンディ・アレン”(身長世界一の女性)、“緒形拳”、“初代中村獅童(本名:小川三喜雄)”、“遠藤実”(作曲家)、“飯島愛”など名優や一時代を築いた人の死も相次いだ。ご冥福をお祈りします。
また、今年は、複合施設として“赤坂サカス”がオープンし、“H&M”も日本に初出店し、連日盛況をはくしている。将棋の世界では“渡辺明”が永世竜王となった。



新語・流行語大賞に関しては多数注目したが、選出された10傑のうち、8つがキーワードに当てはまった選出になったのも今年だからかもしれない。
しかしながら、ア行は50音のはじまり。各国では新しい国づくりがはじまり、景気後退により企業も新たな経営方針へと移行しつつある(賛否両論はあるが・・・)。
この“はじまり”が来年以降にプラスになるようなキーワードになっていることを願うほかない。



この調査結果に対してご意見・ご感想などいただければ幸いです。見落としていたア行もまだあるかもしれなせん。あなたの声でこの結果を膨らませていただけたらうれしいです。

そして、あなたにとっての2008年はどんな年でしたか?


(敬称略でお届けしました。また、失礼な表現もあったかと思いますがご了承ください。著作権は伊本翔一朗に帰属します。)





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