癒詩家が発見。「2007年ヒットに隠されたキーワード」



(敬称略でお届けします。また、失礼な表現もあるかと思いますがご了承ください。著作権は伊本翔一朗に帰属します。)


“”内に注目してください。



2007年、今年の漢字には「偽」が選ばれた。昨年“姉歯秀次”から始まった耐震強度偽装の問題が今年も取りざたされた。さらに、テレビ業界ではヤラセが問題になったわけであるが、その発端になった“発掘!あるある大事典”は番組打ち切りにまで至った。
さらには、“不二家”から発覚した食品偽装の問題は有名料亭や各地の名産物にまで広がり、赤福社長の“濱田典保”は毎日のように謝罪をしていた。
また、食品偽装により注目を集めたのが、中国産の食品や中国製品であったが、中でも特に驚かされたのが中国各地に存在した“パクリ遊園地”ではなかったかと思われる。
まさに「偽」に包まれた一年だったかもしれない。

政治に目を向ければ、多数の問題を抱えた中で“福田康夫”が内閣総理大臣に就任したわけであるが、史上初めて親子二代にわたって総理のイスに座ったことでも話題になった。また、一躍、時の人となったのが宮崎県知事として当選し、自身の発言が流行語大賞にも選ばれた“東国原英夫”ではなかったかと思われる。
そのほか、“フィブリノゲン製剤”が原因とされる薬害C型肝炎の被害者を一律救済する法案骨子も正式に決定した。パキスタンでは元首相の“ブット”の暗殺は大きな衝撃となった。

スポーツに目を向けると、ゴルフ界では世界最年少優勝としてギネスブックにも認定された石川遼は「“ハニカミ王子”」としてマスコミにも取り上げられ、流行語大賞にも選ばれた。陸上では“アサファ・パウエル”が男子100Mの世界記録を更新して、注目を集めた。
野球界でいえば、ダルビッシュ有(本名:“ダルビッシュセファット・ファリード・有”
)は“北海道日本ハムファイターズ”連覇の原動力になり、MVPにも選ばれたが、それ以上に話題になったのがお立ち台での結婚報告ではなかったかと思われる。アメリカメジャーリーグでは“岡島秀樹”が所属する“ボストン・レッドソックス”はワールドシリーズ制覇も成し遂げた。
また、“バリー・ボンズ”はメジャー通算本塁打記録を樹立したが、周りからは賛辞のほかに批判の声も飛び交った。その要因となったのが、薬物疑惑ではなかったかと思う。この薬物疑惑は様々なスポーツ界に広がり、“マルチナ・ヒンギス”など引退を余儀なくされたり、メダルを返上する選手が相次いだ。
また、サッカーJリーグのMVPには“ポンテ”が選ばれ、相撲界では“白鵬”が横綱に昇進した。
スポーツに関連して、体を鍛えること、そして、ダイエットにも効果があるとしてブームになったのが“ビリー・ブランクス”の“ビリーズブートキャンプ”である。

音楽界では、CDのシングルセールスは今年発売された中では、宇多田ヒカルの“Flavor of Life”が、アルバムセールスではMr.Childrenの“Home”がそれぞれ1位になった。
書籍セールスでは“坂東眞理子”の「女性の品格」が1位、“田村裕”の「“ホームレス中学生”」が2位となった。
映画の興行収入では、1位が“パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド”、2位が“ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団”、3位が“HERO”となった。

芸能界に目を向けると、“羽野晶紀”は芸能界復帰も話題になったが、お家騒動も大きな注目を集めた。“羽賀研二”は海外での結婚式からの帰国も取り上げられたが、恐喝未遂事件で容疑者にもなり、実刑判決も受けた。昨年末M-1グランプリで優勝した、“福田充徳”のいるチュートリアルはメディアでの露出は急激に増えた。
“藤原紀香”は豪華披露宴がテレビでも放送され、驚異的な視聴率でも注目を集め、夫婦で紅白歌合戦の審査員を務めたことも話題となった。結婚といえば、結婚できない男“阿部寛”の結婚や、コンビがともに結婚した“ペナルティ”もおもしろい話題となった。その反面、“花田勝”や“ハッピハッピー”など、離婚自体が様々な余波を生んだ人たちもいた。逆に、春風亭小朝(本名:“花岡宏行”)の離婚会見は不思議なものになり、話題にもなった。
また、“植木等”、阿久悠(本名:“深田公之”)、三大テノールの一人“ルチアーノ・パバロッティ”、ジャズピアノの巨匠“オスカー・ピーターソン”など音楽界の基礎を築いた人たちがこの世を去ったことにも触れておかなければならない。

このように昨年に引き続き、イニシャルがハ行(バ行・パ行)の人物・事象が今年も話題になった。しかし、昨年も挙げた人物も少ないないため、さらに掘り下げて2007年を改めて振り返ってみた。


なお、今年は特殊な傾向があり、昨年でいえば、苗字・名前のどちらかがハ行からはじまる名前が挙げられたが、2007年のキーワードは苗字がカ行(ガ行)、もしくは、名前(ミドルネームも含む)がタ行(ダ行)の人物が挙げられることをご了承いただきたい。また、日本語では人名は苗字から始まる。苗字のカ行に倣い、事象もカ行のものをピックアップしたことも併せてご了承いただきたい。

地球温暖化が叫ばれる中、“ゴア”がノーベル平和賞を受賞したことで、地球環境問題への注目度が増した年となった。
そんな中、国内では当時、農林水産大臣だった“松岡利勝”の自殺は大きな波紋を呼んだ。時期を同じくして注目され始めた「“消えた年金”」問題は流行語のトップ10にも選ばれるなど、来年以降も世間を騒がせるであろう社会問題にもなった。このようなことが重なり、政局は混沌とし、参議院議員選挙では参議院幹事長の“片山虎之助”が落選する波乱もあり、参議院での第一党の座を奪われるなど、自民党には頭の痛い一年ではなかったであろうか。また、防衛省においては、当時の小池百合子防衛大臣との間の退任騒動、その後、入札問題において逮捕も話題となった元防衛事務次官の“守屋武昌”、そのほか、来年の大阪府知事選挙出馬の表明をした“橋下徹”も忘れてはならない。

このほか、上でも触れた“偽装”や“改ざん”もカ行のキーワードであり、まさに「偽」という漢字でそのまま表すことができた一年だったかもしれない。

ほかにも、“グッドウィル”グループ傘下の“コムスン”の業務改善勧告を受けたことから端を発した問題は連日取りざたされた。新潟中越地震で微量ながらも放射性物質の漏えいにより、緊急使用停止命令を受けた“柏崎刈羽原子力発電所”も忘れてはならない。また、熊本の慈恵病院では、赤ちゃんポストが設置されて話題になったが、病院周辺では“こうのとりのゆりかご”という呼称で呼ばれていることも記しておかなければならない。“銀座”では多くのブランドショップが相次いでオープンし、“銀座ブランド戦争”とも呼ばれ、注目を集めた。
また、今年は、履き心地の良さが評判となった“クロックスや、ケータイ上のサイトで掲載される“ケータイ小説”が昨年以上に注目された。さらには、似ている有名人を鑑定する“顔ちぇき!”が話題になったことも忘れてはならない。

スポーツに目を向けると、野球界では“原辰徳”が監督を務めた読売ジャイアンツがセリーグの、“トレイ・ヒルマン”が監督を務めた北海道日本ハムファイターズがパリーグの優勝を飾った。また、今年はじめて行われた“クライマックスシリーズ”で勝ち上がった“中日ドラゴンズ”は53年ぶりの日本一となり、勢いそのままにアジア王者にまで登りつめた。また、 “松阪大輔”は日本人で始めてのワールドシリーズでの勝利投手にもなった。
サッカー界では、“カカ”が主要な個人タイトルを総なめにし、所属チームも世界一になった。日本代表監督には病床の前監督に変わり、“岡田武史”が急遽就任した。
例年であれば、スポーツは野球とサッカーの話題は中心になるが、今年は試合以外の面において、相撲とボクシングが注目を集めた年ではなかったかと思われる。
相撲界は、時太山(本名:“斉藤俊”)の急死が問題になった時津風部屋の問題、そして、朝青龍(本名:“ドルゴルスレン・ダグワドルジ”)は夏巡業での仮病疑惑と解離性障害の診断という騒動はともに大きな波紋をよんだ。
ボクシング界では、“内藤大助”に対する“亀田大毅”の反則行為で1年間のライセンス停止処分が下され、トレーナーだった“亀田史郎”はボクシング界から去った。所属ジム会長の“金平桂一郎”は亀田一家の謝罪会見の場には常に同席し、その発言にも注目を集めた。
また、ビーチバレーの浅尾美和と“西堀健実”のペアは試合以外でも注目を集めた。

このほか、話題になった芸能人としては、“菊池凛子”はアカデミー賞の最優秀助演女優賞候補にノミネートされ、注目を集めた。“リア・ディゾン(本名:“リア・ドナ・ディゾン”)は“グラビア界の黒船”のキャッチコピーで日本でブレイクし、紅白歌合戦にも初出場した。“ガッキー”の愛称で親しまれている新垣結衣はドラマやCMでの露出が増えた。「おふくろさん」騒動で森進一との確執が明るみに出たのは“川内康範”である。沢尻エリカは主演映画「“クローズド・ノート”」の舞台あいさつでの言動が話題となった。ルー大柴(本名:“大柴亨”)はルー語が話題になり、再び注目を集めた。また、“笑福亭鶴瓶”が紅白歌合戦の司会に選ばれたのは今年だからだったのかもしれない。
今年は「大食い」が流行語のトップ10にも選ばれたが、その中でも注目を集めたのが“ギャル曽根”である。大食いと同時に、今年はダイエットも例年以上に注目を集め、上にも挙げたビリーズブートキャンプのほかにも、“岡田斗司夫”が1年で50キロの減量にも成功し、話題を呼んだのがレコーディング・ダイエットである。このほかにも、“加圧ダイエット”も話題となった。
さらには、叶恭子は実の妹“小山晴栄”を窃盗・横領により、刑事告訴した。さらに、実の父“小山輝男”には傘で殴打され、父親は逮捕にもいたるという、例年とは異なる意味で注目された。また、“桂銀淑”など、芸能界でも覚せい剤取締法違反による逮捕が相次いだことも触れておかなければならない。

さて、お笑い界では、“小島よしお”やムーディ勝山(本名:“勝山慎司”)など特異なキャラクターがブレイクした一年だった。R-1グランプリでは“ディラン・マッケイ”というキャラクターを演じた“なだぎ武”が優勝し、M-1グランプリでは“富澤たけし”のいるサンドウィッチマンが優勝した。

芸能界の結婚ラッシュは続き、上でも触れた“陣内智則”の結婚では“格差婚”という言葉まで生まれた。このほか、魔裟斗(本名:“小林雅人”)、“竹山隆範”、“塚本高史”、“杉浦太陽”、“小池栄子”、“松たか子”などの結婚、“川島なお美”、“香椎由宇”などの婚約、“神田うの”の披露宴など大きな話題となった。また、パートナー・オブ・ザ・イヤーにはヒロミ(本名:“小園浩巳”)夫婦が選ばれた。その陰で、“紀里谷和明”、“北本かつら“、“黒田知永子”、“新庄剛志”、千秋(本名:“藤本千秋”)らが離婚に至った。

訃報としては、坂井泉水(本名:“蒲池幸子”)、東京都知事選挙や参議院議員選挙でも話題になった“黒川紀章”などがこの世を去ったことも忘れてはならない。

さて、音楽界では、CDセールスは上にも書いたとおりであるが、着うたフルのダウンロードがもっとも多かったのは“GReeeeN”の「愛唄」である。また、日本レコード大賞には“コブクロ”の「蕾」が選ばれた。

最後に年間ランキングに目を向けると、連続ドラマの視聴率は1位が“華麗なる一族”、2位が“ガリレオ”となり、深夜番組の1位は “ガレッジセール”のアドレな!ガレッジ、2位はタモリ(本名:“森田一義”)のタモリ倶楽部となった。

このほか、バラエティ番組の視聴率は今年もSMAP×SMAPになったわけであるが、ここまでに挙げた、苗字がカ行、名前がタ行で始まり、そして、このバラエティ番組1位のほか、連続ドラマ1位、邦画1位の作品にそれぞれ主演し、今年もCM出演数No.1だった“木村拓哉”が例年以上に注目を集めた1年だったかもしれない。





ここまで挙げたように2007年は、苗字がカ行(ガ行)、もしくは、名前がタ行(ダ行)の人物・事象が注目を集めたわけであるが、これはイニシャルで言えば「K」と「T」である。
KとT。それぞれ縦の線を除いた残りの線は、右上がりだったり、右下がりだったり、水平(横ばい)だったり・・・。
KとT。それは昨年と同様、混沌とした1年を象徴するアルファベットなのかもしれない。



この調査結果に対してご意見・ご感想などいただければ幸いです。見落としていたKもしくはTもまだあるかもしれなせん。あなたの声でこの結果を膨らませていただけたらうれしいです。

そして、あなたにとっての2007年はどんな年でしたか?


(敬称略でお届けしました。また、失礼な表現もあったかと思いますがご了承ください。著作権は伊本翔一朗に帰属します。)




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