大阪という街におけるプロモーションについて
前回のコラムの内容はみなさん覚えていますか?2002年に電通が行った名古屋の若者調査(名古屋在住の15〜26歳の男女300人に実施)によると、「名古屋を動物に例えると?」という質問に対して、サルという答えが2位で、マネが得意、皆と同じが好きという理由が多かったと書きました。
みなさんのイメージでもそうでしょうが、関西人は「人と同じ」とか「人のマネ」が嫌いな人が多いんですよね。関西は古くから「商人(あきんど)の街」として独自の方法で経済を牽引してきた観があります。ぼくらも商人(あきんど)の端くれであるため、今回は関西流の販促技法について書きたいと思います。
関西というと「元気」というキーワードが出てくると思います。今、関西で元気といえば、やはり阪神タイガースでしょう。(このコラムは2003年に書いたものです)現在プロ野球12球団のキャラクターグッズが作られていますが、最初にできたのは阪神タイガースグッズだったそうです。その阪神タイガースグッズを作っている企業によると今年の売上は去年に比べて大幅にアップしているそうです。それはどの球団も当然のことだと思いますが、阪神はその幅が最も大きい球団だと思います。阪神ファンというと、熱狂的というイメージがありますが、その阪神を愛する心が阪神ファンには他の球団のファンより多いように思えます。コンビニに行くと、阪神おにぎり。そして、阪神弁当。そして、阪神スーツまで飛び出しているのが現状です。阪神という誰もが知っているものに、予想もできないものを組み合わせて、派手にPRし、阪神を愛する心を販売する。それが関西の販促の基礎かもしれません。
また、関西というと、小さなお店や企業ががんばっているというイメージがあります。実際、大企業というものは、ほとんど東京進出し、残っている企業はほとんど中小企業になっています。大阪には「人のマネはしない」と話す経営者さんが多く、夢があり、発想もおもしろく、決断力が早い方が多いそうです。このような経営者さんは景気や従業員の「せい」ということを嫌い、何か新しいことをやっていこう。不況だからこそ逆にできることがある。と考えているそうです。その中でも特に成功した人たちは恐らく先見性があり、数年前から現状を想定して、取り組んでいたんだと思います。
このように関西流の経済の活性化方法は「中小企業のがんばりと元気さと発想」だと思います。このような結果から学ぶべきことは「現在は知恵が勝負を分ける時代」だということではないでしょうか。ぼくの毎日の活動が発想そのものです。即興詩での発想のほか、いくつかおもしろい企画も検討中です。ただ、前回も書いたように名古屋オリジナルという展開で、名古屋人の「OKサイン」を得ることはもちろん忘れていませんよ。
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